滋賀県内で活動する団体に、コープしがが活動資金を助成します。

できるコトづくり制度

滋賀県内で活動する団体に、コープしがが活動資金を助成します。

2024.07.16

活動報告

「集って話して楽して子育てしよう」ママとパパを支える会

2024年7月5日金曜日、朝10時前に、chez mamie(シェ マミー) おばあちゃんのお家に伺いました。大津市の中庄にあるこの民家は、いろいろな活動に貸し出されているスペースだそうで、今日は、ママとパパを支える会の「集って話して楽して子育てしよう」の開催日です。これは、できるコトづくり制度 はじめて助成1年目の活動です。
 
ママとパパを支える会 活動のようす画像 chez mamie(シェ マミー) おばあちゃんのお家 
 
京阪電鉄石山坂本線の瓦ヶ浜駅から歩いて数分、駐車場は湖岸のなぎさ公園のそばの市営駐車場を利用します。
今日は、七夕飾りを作って飾るのがメイン。メンバーが用意した大きな笹、そして色紙で作った短冊や飾りが持ち込まれました。
  
chez mamie(シェ マミー) おばあちゃんのお家は、今では珍しい、夏用の葦戸(よしど)やお仏壇、床の間、和風庭園など、名前の通りおばあちゃんの家に遊びに来たような、懐かしい気持ちになる場所です。
  
その後、参加者が集まってきました。赤ちゃんを抱っこしたお母さん、赤ちゃんとご夫婦、2組5人です。
 
10時になり、メンバーの猪飼さんが進行役としてあいさつし、この会の紹介と、今日の参加者全員が自己紹介をしました。
 
chez mamie(シェ マミー) おばあちゃんのお家 七夕飾り作成中 
  
その後、七夕の簡単な説明があり、自由に七夕飾りを作る時間です。
 
お父さんは「自分たちでは笹を準備できないので、今日は思い出を作りたいです。」とおっしゃっていた通り、たくさんの飾りを作っていきました。
 
chez mamie(シェ マミー) おばあちゃんのお家 笹に付けた七夕飾り 
  
赤ちゃんたちもお座布団の上でリラックス。
 
途中、おむつ替えをするお父さんの姿に、会のメンバーが昭和の子育て事情を振り返る一幕もありましたが、当のお父さん、お母さんは「これが普通です。」と。
 
chez mamie(シェ マミー) おばあちゃんのお家 3人の赤ちゃん 
   
遅れて1組のお母さんと赤ちゃんが参加しました。3人の赤ちゃんがそろったので、ひとしきり全員で「かわいい」「かわいい」と鑑賞タイム。赤ちゃんたちは、七夕の笹を不思議そうに見ていました。
 
飾り付けもきれいにできたら、フリートークや相談タイムです。
 
chez mamie(シェ マミー) おばあちゃんのお家 自然に育児話 
 
「何キロ?大きくなったね。寝るのは?」
「昼は2時間半から3時間。夜は7、8時間寝てくれる」
「えっ?ほんまに?」驚愕する別の赤ちゃんのお母さん。
子どもは本当に、ひとりひとりの個性が違っているのですね。
  
chez mamie(シェ マミー) おばあちゃんのお家 お茶とお菓子でリラックスタイム 
   
お母さんたちはお茶とお菓子でリラックス。
 
ママとパパを支える会の皆さんは、定年あるいは現役の助産師さんと看護師さん。仕事で集まったとき、代表の井本さん(今日は欠席)が「お母さんが気楽に来られる場を設けたい。お母さんとお父さんと子どもが、集まっておしゃべりしたり、ちょっと勉強できたり、仲間を見つけたりできる場所を。」と言ったことがきっかけで、他のメンバーも賛同してこの会の活動が始まったそうです。
 
毎月、第1金曜日と第3土曜日の午前10時から11時半まで、このchez mamie おばあちゃんのお家にて開催しています。この他に、歯科衛生士の方にお話を聞くイベントなど人数が多いときは、大津市生涯学習センターを会場に実施。子育て関連の専門家も活動に関わっています。
 
ママとパパを支える会 メンバー 
  
「お母さんの中には、なかなか自分からつながりを求めていけない人もいて、鬱のようになってしまうこともあります。気楽に話せて悩みを少しでも解消できるような、拠り所になればいいな、と思っています。」と、猪飼さん。
 
「もっと多くの人に知ってもらいたいのですが、今のところは知り合いに来てもらっています。広報ができていなかったので、私がホームページを作りました」と伊藤さん。
 
「地元で民生委員をしています。そこで地域の社会福祉協議会の皆さんと3歳までの子どもとお母さんたちの集まりに協力しています。そういう集まりが、ここでも必要だな、と思って始めました。」と岡本さん。
 
なかなか地域でつながりが持てないお母さんお父さんたちに、この活動が届きますように。
 
ママとパパを支える会 チラシ 
 
▼ママとパパを支える会 ホームぺージ
 
↑ここから申し込みができます。
(申し込みはメールのみ)
 
▼Facebookページ