滋賀県内で活動する団体に、コープしがが活動資金を助成します。

できるコトづくり制度

滋賀県内で活動する団体に、コープしがが活動資金を助成します。

2022.07.07

活動報告

「ネットシステムを利用して食物アレルギー親子の食育及びメニュー開発支援活動」食物アレルギー対応子ども食堂 スマイルシード

2022年6月25日(土)、コープもりやま店のコミュニティスペースに、食物アレルギー対応子ども食堂 スマイルシード(以下、スマイルシード)の皆さんを訪問しました。この日の午前中に「出会えて良かった相談・交流会」が開催されたからです。これは、できるコトづくり制度の活動助成1年目活動の「ネットシステムを利用して食物アレルギー親子の食育及びメニュー開発支援活動」の一環として行われています。
 
相談・交流会が始まりました。左からスマイルシードメンバー大川さん、アレルギーの小児外来25年・医療監修の楠さん、代表の笹畑さん、メンバー藤崎さん。皆さん現役の看護師・栄養士・医師という専門家ばかりです。
 
実際に対面しての会は2年ぶり、という笹畑さんから「順番に自己紹介をどうぞ。食物アレルギーで大変なことがあった、という自慢や失敗を教えてください。」と振られて、参加者の方からご自身のお子さんに関する経験を話されました。
 
日々たいへんな思いをされている皆さんですが、それを「自慢」という言葉でマイナスにとらえないでいいんですよ、と言われたように感じました。
 
スマイルシード活動のようす画像 相談会・交流会の参加者の方 
 
自己紹介を聞いていると、参加者の皆さんだけでなくスマイルシードのメンバーの方も、ご自身のお子さんがひどいアレルギーで学校給食、合宿など、さまざまな場面で、どうお子さんの健康を守るかに苦労されていました。
 
スマイルシード活動のようす画像 「相談会・交流会」の参加者の皆さん 
 
まだお子さんが小さい方は、成人されたお子さんのお母さんに相談し、体験談をお聞きして参考にされていました。そのやり取りを、アレルギー外来で経験を積まれた、医療監修の楠さんが同席して聞いていてくださるので、もしも誤ったことが出た場合にもすぐに訂正してもらえるので安心感があります。また、楠さんが最新情報などを紹介されましたが、それはネットにあふれている情報よりも出典がはっきりしていて、信頼できる印象のものでした。 
 
スマイルシード活動のようす画像 代表の笹畑さん 
 
スマイルシードでは、コロナ感染のこともあり、今年度はこのような少人数の相談会・交流会を何度か行うとのことでした。
 
最後に、笹畑さんから食物アレルギーのことを子ども本人にもわかりやすく読める絵本の紹介と、企業から提供されたアレルギー食物の入ってないおやつ紹介がありました。
 
スマイルシードは2017年から、食物アレルギーを持つ子どもを受け入れられる、 アレルギー対応の子ども食堂を立ち上げ、特定原材料7品目除去メニューを提供してきました。コロナ感染予防のため、現在は子ども食堂の活動を休止していますが、その間オンラインでの情報提供を、と考えてレシピ開発とその情報のホームページとインスタグラムで公開中です。
 
今回のような「出会えて良かった相談・交流会」と並行し、インターネット上でのレシピ提供を行っていて、メンバーによる食物アレルギー対応の開発レシピが、たくさん公開してありますよ。
 
以下の二次元コードから、ぜひアクセスしてください。
   
スマイルシードのホームページの二次元コード画像 
  
Web サイト http://shiga-smileseed.com/index.html 
 ※URLは上の二次元コードと同じサイトにリンクしています
 
スマイルシードのインスタグラムの二次元コード画像 

インスタグラム https://www.instagram.com/smileseed.allergy/ 
 ※URLは上の二次元コードと同じサイトにリンクしています
  
Facebookページ https://www.facebook.com/Smileseed-100355079374134/
 
 
それにしてもコープもりやま店に、こんなスペースがあるとは。参加者の皆さんも「知らなかった」とおっしゃっていました。聞いてみると、コープしがでは3店舗(ぜぜ・もりやま・ながはま店)で、こんなふうに活動の場を提供しているそうです。